株式会社七十七銀行
- 掲載日：
- 2022年03月23日
- 最終更新日：
- 2024年03月23日
- 業種：
- 金融業/保険業
- 本店又は主たる事務所の所在地：
- 〒980-8777 宮城県仙台市青葉区中央三丁目3番20号
- 宣言組織の代表者：
- 取締役頭取 小林 英文
- 電話番号：
- 0222671111
認知症バリアフリー宣言の内容
七十七銀行では、創業から受け継がれる「地域の繁栄を願い、地域社会に奉仕する」という行是の理念に則り、「地域共生社会」の一員として「認知症バリアフリー」に取り組み、認知症の方のみならず、生活上のご不便をお持ちの様々なお客さまや従業員に寄り添い、地域のすべての方々が自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指します。
※この宣言は当行の本部およびすべての営業店を対象としています。
「人材の育成」についての具体的取組
社内教育
当行は、窓口等でお客さまに適切に応対できるよう、認知症に対する正しい知識を身に付けるとともに、地域金融機関として、認知症の方やそのご家族が安心して暮らせる地域社会づくりに貢献するため、「認知症バリアフリー」を担う人材を育成いたします。
＜具体的な取組み＞
・「認知症サポーター」養成講座の受講
・「サービス・ケア・アテンダント」の資格取得
「地域連携」についての具体的取組
自治体・専門機関等との情報交換 地域包括支援センター等との連携体制構築
当行は、地域における「認知症バリアフリー」の推進に向け、地域の見守りの強化や認知症が疑われる高齢者への早期支援等の観点から、地方公共団体や地域包括支援センター等の関係機関との連携を強化いたします。
＜具体的な取組み＞
・地域における高齢者の見守りに関する地方公共団体との協定の締結
・各営業店の最寄りの地域包括支援センターとの情報交換等の実施
・地域包括支援センターが主催する「認知症講座」等への行員の参加
・地域包括支援センターとの連携による各営業店のロビーを活用した「健康・福祉相談会」の開催
「社内制度」についての具体的取組
介護離職防止のための制度 仕事と治療の両立のための制度 認知症になった場合の相談窓口の設置 従業員が認知症になった場合に相談できる専門機関との連携 その他（社内研修の充実）
当行は、今後、介護に直面する行員の増加が予想されることを踏まえ、介護の現状や対応を理解し、仕事と介護の両立の実現に向けて、働きやすい職場環境の整備や行内制度の充実に取り組みます。
＜具体的な取組み＞
・介護休業制度、介護のための勤務時間の短縮制度、介護休暇制度の活用
・認知症や介護を相談する窓口の設置（ファミリー健康相談）
・外部専門機関（カウンセラー等）によるケア
・仕事と介護の両立に向けた行員向けセミナーの開催
「環境整備」についての具体的取組
支援スタッフの配置 認知症の方でも利用しやすい店舗等の環境づくり 認知症の方にも分かりやすい掲示物の工夫
当行は、店舗設備のバリアフリー化に加え、高齢者のニーズや特性を踏まえた商品・サービスの提供およびサポート体制の整備等を通じて、認知症の方を含めた様々なお客さまやそのご家族が利用しやすい環境を整備いたします。
＜具体的な取組み＞
・認知症サポーター養成講座受講者やサービス・ケア・アテンダント有資格者の営業店への配置
・店舗入口へのスロープの設置や段差の解消
・広告物の多くに読みやすさを工夫した文字「ユニバーサルデザイン」の採用
・認知機能が低下した高齢者家族からの医療費等の支払いに対応できる手続の整備
・民事信託契約等に対応できる商品の導入