生活協同組合コープあいち
- 掲載日:
- 2025年08月07日
- 最終更新日:
- 2025年07月24日
- 業種:
- サービス業(他に分類されないもの)
- 本店又は主たる事務所の所在地:
- 〒465-8611 愛知県名古屋市名東区猪高町大字上社字25番地の1
- 宣言組織の代表者:
- 代表理事 理事長 森 政広
- 電話番号:
- 0527030112
認知症バリアフリー宣言の内容
生活協同組合コープあいち(以下「コープあいち」)は、2つの想い(「一人は万人のために、万人は一人のために」「平和とよりよい生活のために」)を大切に、3つの視点で事業活動に取り組みます。
<大切にしたい3つの視点>
①組合員の視点
⇒組合員が主人公の運営を全体で貫き、協同の力で事業と運動をすすめます。
②ふくしの視点
⇒ふくしの視点で活動をすすめ、やさしくあたたかな協同組合文化をつくります。
③地域の視点
⇒地域社会の一員として、くらしを守るネットワークの結び目になります。
また、認知症のあるかたやそのご家族が安心して自分らしく暮らし続ける事の出来る認知症バリアフリー社会の実現に向け、次の事項について継続的な取り組みを実現していきます。尚、この宣言は、コープあいちの全ての事業所を対象としています。
「人材の育成」についての具体的取組
社内教育
今後、単身高齢者や認知症高齢者は増加するため、地域で活動する(宅配、店舗、福祉等)職員一人ひとりが認知症を正しく理解し、認知症の方やそのご家族を見守る応援者として、そして、安心してコープあいちをご利用いただけるように、宅配、店舗、福祉、本部職員の認知症サポーター養成講座受講を推進しています。
「地域連携」についての具体的取組
自治体・専門機関等との情報交換 地域の見守りネットワーク等への参加
愛知県内の多くの自治体と「地域の見守り協定」を締結しています。引き続き、地域共生社会への貢献に向けて、自治体との協定締結をすすめると共に、行政や社会福祉協議会、地域運営組織、NPO、企業、他協同組合など、多様な地域主体との地域ネットワークづくりを、地域の実情にあわせて取り組みをすすめています。
「社内制度」についての具体的取組
介護離職防止のための制度 仕事と治療の両立のための制度 認知症になった場合の相談窓口の設置
介護が必要になった職員に対して「介護休業制度」等や、職員の心身及び家庭環境の変化に対応する就労相談窓口(社内部局や外部機関等を含む)を設け、職員からの様々な相談に応じています。
「環境整備」についての具体的取組
接遇マニュアルの整備
誰もが安心して、自分らしく暮らし続けることのできる地域づくりに貢献する取り組みをすすめます。
①宅配事業では、週に1回注文する際、高齢者でも注文しやすい環境づくりとして、簡易注文用紙を導入しています。通常の注文用紙と比べ、注文できる商品数は限定されますが、組合員がよく利用する商品を一部写真付きで掲載し、注文しやすい環境をつくっています。
②店舗事業では、一部の店舗で「ふれあい便」を導入し、お店で買い物した商品をご自宅までお届けするサービスを展開しています。
③福祉事業では、相談窓口(居宅介護支援、地域包括支援センター)、介護サービス(訪問介護、通所介護、小規模多機能型居宅介護、福祉用具貸与・販売・住宅改修、定期巡回・随時対応型訪問介護)など、「くらしの安心」のニーズに応えた福祉介護事業を展開しています