認知症バリアフリー宣言

豊鉄バス株式会社

業種:
運輸業/郵便業
本店又は主たる事務所の所在地:
〒441-8134 愛知県豊橋市植田町字新津田38番地
宣言組織の代表者:
代表取締役社長 岩ヶ谷 光晴
電話番号:
0532448414

認知症バリアフリー宣言の内容

豊鉄バスは、認知症の方やそのご家族がバスを安心してご利用いただける体制を整え、公共交通事業者として、認知症になっても住み慣れた東三河地域で暮らし続けられる社会の実現の一端を担えるように努力し続けます。さらに、認知症になっても旅行を楽しんでいただけるように、認知症の方が安心して利用できるバスツアーの開発を進めます。
全従業員が認知症に関する正しい知識を学び、適切な接客応対を行えるように継続的な教育を実施するとともに、地域の関係機関と協働して「バスの来ないバス停プロジェクト」や「RUN伴豊橋」等の活動を行い、地域への認知症啓発活動にも取り組みます。
この宣言は、豊鉄バス全事業所を対象としています。

「人材の育成」についての具体的取組

社内教育 座学

「認知症サポーター養成講座」や「ONEアクション研修」などの認知症研修を、全従業員を対象に継続的に実施します。
※ONEアクション研修:日頃認知症の方と関わる機会が多いことが想定される業種で働く人たちが、業務の特性に応じた認知症の方への対応を身につけ、日常の業務でさりげなく支援できるようになるために愛知県が独自に開発した研修

「地域連携」についての具体的取組

自治体・専門機関等との情報交換 地域包括支援センター等との連携体制構築 社内資源の地域への提供

①RUN伴豊橋への協賛等
RUN伴とは、「タスキをつなぐ」という非日常な体験・出会い・気づきから認知症の方と一緒に誰もが暮らしやすい地域づくりを提案し、それぞれの日常が変わっていくことを目指す認知症啓発イベントです。
弊社はこのRUN伴の理念に賛同し、豊橋市で開催されるRUN伴豊橋への協賛やボランティア、ランナー参加等を通して、認知症啓発や関係機関との連携を進めていきます。
②バスの来ないバス停プロジェクトの推進
愛知県グループホーム連絡協議会、認知症地域支援推進員、アンキカフェおよび豊橋鉄道と連携し、東三河地域のグループホームに「バスの来ないバス停」を設置するプロジェクトを推進します。
本取組により、認知症の方の帰宅願望に寄り添った対応の支援を行っていきます。

「社内制度」についての具体的取組

認知症になった場合の相談窓口の設置 従業員が認知症になった場合に相談できる専門機関との連携

地域連携を通して構築したネットワークをもとに、従業員本人やその家族が認知症になった場合の社内相談窓口(保健師対応)を設置し、初期相談対応や外部機関等との連携を行います。

「環境整備」についての具体的取組

認知症の方でも利用しやすい店舗等の環境づくり その他(認知症の方が利用しやすい商品・サービスの開発)

①認知症サポーター養成講座やONEアクション研修を修了した従業員が在籍する事業所にステッカーを掲出し、認知症の方が利用しやすい環境づくりに努めます。
②当事者参画型開発の手法を用いて、認知症の方が今までと同じようにお出かけや旅行を楽しめる企画・ツアーの開発を目指します。