豊橋鉄道株式会社
- 掲載日:
- 2024年12月10日
- 最終更新日:
- 2024年11月22日
- 業種:
- 運輸業/郵便業
- 本店又は主たる事務所の所在地:
- 〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通1丁目46-1 豊鉄ターミナルビル5階
- 宣言組織の代表者:
- 代表取締役社長 岩ヶ谷 光晴
- 電話番号:
- 0532532131
- メールアドレス:
- soumu@toyotetsu.com
認知症バリアフリー宣言の内容
豊橋鉄道は、認知症になっても安心して鉄道や路面電車をご利用いただけるように、従業員教育や施設整備等を含めた環境整備を進めます。
また、「地域とともに」の理念の下、東三河地域の移動を100年支えてきた公共交通事業者として、行政や関係機関とより一層緊密に連携し、地域の認知症啓発や認知症にやさしいまちづくりを関係者と共に進めていきます。
この宣言は、豊橋鉄道全事業所を対象としています。
「人材の育成」についての具体的取組
社内教育 座学
「認知症サポーター養成講座」や「ONEアクション研修」などの認知症研修を、全従業員を対象に継続的に実施します。
※ONEアクション研修:日頃認知症の方と関わる機会が多いことが想定される業種で働く人たちが、業務の特性に応じた認知症の方への対応を身につけ、日常の業務でさりげなく支援できるようになるために愛知県が独自に開発した研修
「地域連携」についての具体的取組
自治体・専門機関等との情報交換 地域包括支援センター等との連携体制構築
①RUN伴豊橋への協賛等
RUN伴とは、「タスキをつなぐ」という非日常な体験・出会い・気づきから認知症の方と一緒に誰もが暮らしやすい地域づくりを提案し、それぞれの日常が変わっていくことを目指す認知症啓発イベントです。
弊社はこのRUN伴の理念に賛同し、豊橋市で開催されるRUN伴豊橋への協賛やボランティア、ランナー参加等を通して、認知症啓発や関係機関との連携を進めていきます。
②バスの来ないバス停プロジェクトの推進
愛知県グループホーム連絡協議会、認知症地域支援推進員、アンキカフェおよび豊鉄バスと連携し、東三河地域のグループホームに「バスの来ないバス停」を設置するプロジェクトを推進します。
本取組により、認知症の方の帰宅願望に寄り添った対応の支援を行っていきます。
「社内制度」についての具体的取組
認知症になった場合の相談窓口の設置 従業員が認知症になった場合に相談できる専門機関との連携
地域連携を通して構築したネットワークをもとに、従業員本人やその家族が認知症になった場合の社内相談窓口(保健師対応)を設置し、初期相談対応や外部機関との連携を行います。
「環境整備」についての具体的取組
認知症の方でも利用しやすい店舗等の環境づくり その他(認知症の方が利用しやすい商品・サービスの開発)
①認知症サポーター養成講座やONEアクション研修を修了した従業員が在籍する事業所にステッカーを掲出し、認知症の方が利用しやすい環境づくりに努めます。
②当事者参画型開発の手法を用いて、認知症の方が今までと同じようにお出かけや旅行を楽しめる企画・ツアーの開発を目指します。