一般社団法人 おか桃会
- 掲載日:
- 2024年11月22日
- 最終更新日:
- 2024年11月28日
- 業種:
- 医療/福祉
- 本店又は主たる事務所の所在地:
- 〒700-0944 岡山県岡山市南区泉田2丁目6-8
- 宣言組織の代表者:
- 代表理事 岸本 恵子
- メールアドレス:
- info@okamomo.or.jp
認知症バリアフリー宣言の内容
「すべての人がいつでも自分らしく生きる」。
一般社団法人 おか桃会は、この想いのもと生まれました。
認知症予防やシニアの健康、現役世代からのマネー教育や家族・社会でのコミュニケーション促進など、さまざまな活動を行っています。
「認知症になりたくない」「病気になりたくない」というお声が私たちのもとにも日々届きます。
人生100年時代、認知症にならないことだけでなく、どんなときでも自分らしく過ごせるように、人々の理解や環境を育んでいくことも欠かせません。
おか桃会は、認知症とともに生きる人々の人生に敬意を払い、豊かに暮らし続けられる地域・社会の実現のために、チャレンジを続けてまいります。
この宣言をもとに、より一層社会・地域の皆さまとともに、認知症に関する理解を深め、暮らしやすいまちづくりに努めてまいります。
(この宣言書は当法人の本部および全事業所を対象としています。)
「人材の育成」についての具体的取組
社内教育 社外教育 座学 OJT その他(人材の育成)
職員に対し、法人内での勉強会を開催したり、医療・福祉等の制度について専門家による講座や認知症サポーター養成講座の受講を推奨したりいたします。職員が会員向け講座の講師を努められるよう、法人内専門家によるチュートリアルを行います。
会員に対し、認知症に関する啓発講座を行ったり、ニュースレター・各種教材等による教育の機会を設けたりします。
「地域連携」についての具体的取組
自治体・専門機関等との情報交換 地域の見守りネットワーク等への参加 地域包括支援センター等との連携体制構築 社内資源の地域への提供 その他(地域連携)
おか桃会では警察・消防署等との情報交換の機会をもち、講話等を実施するなど地域に向けた啓発活動を行っております。職員が認知症サポートリーダー会議に参加するなど、地域でのネットワーク強化に努めております。
地域包括支援センターと綿密に連携しており、講座等の機会を通じて会員向けに「顔の見える関係」を築いております。地域内の事業所向けの出前講座や認知症・高齢者医療に携わる医療機関・介護サービス事業所等との情報交換も重ねており、認知症に関する理解促進や家族ケアについて協働してまいります。
「社内制度」についての具体的取組
介護離職防止のための制度 仕事と治療の両立のための制度 従業員が認知症になった場合に相談できる専門機関との連携
おか桃会ではリモートワークを推進しており、職員はイベント実施時を除き基本的にリモートワークで業務を行います。どんなときでも家族や自分自身の生活を大切にしてほしいという想いから、通院や家族のケアが必要な際は随時勤務時間を調整し、職員間でスムーズに対応を引き継げるよう、データのクラウド共有を進め、躊躇なく休みを取れるような体制を敷いております。
また、従業員やその家族に認知機能低下の兆候がある場合や健康・生活に不安がある場合は、秘密を守りながら速やかに最適な資源にたどり着けるよう、事情に合った専門家職員や外部の専門家を紹介し、面談の機会を設けております。
「環境整備」についての具体的取組
接遇マニュアルの整備 認知症の方でも利用しやすい店舗等の環境づくり 認知症の方にも分かりやすい掲示物の工夫
おか桃会には、職員および支援スタッフのなかに、岡山市認知症サポーター、認知症予防支援相談士、MCI(軽度認知障害)専門士、看護師、理学療法士、社会福祉士をはじめとした専門家が揃っております。
イベント等の会場設営においては動線を工夫し、公共施設を積極的に活用しております。また、掲示物や配布物のフォントサイズを大きくし、おだやかな配色を心がけるなど、認知症とともに生きる方々にとって受け取りやすい情報を発信するようにしております。